自由が丘駅前|一般歯科・小児歯科・インプラント・顕微鏡歯科治療
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TEL.03-6421-4804

顕微鏡歯科治療

肉眼の30倍でみる精密治療

歯科用マイクロスコープ当院では、歯科用マイクロスコープ(顕微鏡)を導入しております。歯科用顕微鏡とは歯を拡大してみることのできる機械で、実に、肉眼の約30倍まで拡大してみる事ができます。顕微鏡を通して歯の根っこ(神経)や虫歯を確認することで、肉眼では見る事のできない患部の状態を確実に見ることができ、より精密な治療が可能になるのです。

顕微鏡で拡大する事により、3本しか無いと思われていた神経の管(根管)が4本であることが見つかったりします。よって、歯の根っこの治療(歯の神経治療)時には、非常に重要な機械です。

また、つめものや被せものをする時にも使います。
つめものや被せものは、ぴったり合わないと、その隙間から細菌が入り込み、再感染を起こします。このような事が無いように、ぴったりと歯にかぶせるためにも顕微鏡は不可欠です。

顕微鏡で映した画像は、診療室のチェアサイドのモニターに映し出す事ができますので、患者様にも目で見て確認していただくことで、治療の詳細がより分かりやすくなるというメリットもあります。

歯科用顕微鏡を導入している歯科医院は少ないので、ぜひ、当院にお気軽にご相談ください。

肉眼で見える虫歯は、すでに大きくなっています。

拡大して見える歯の根っこ

拡大して見える歯の根っこ拡大して見える歯の根っこ

拡大して見える歯の根っこ(根管)お口の中を鏡で見てみると、黒くなっている所はないですか?

いわゆるそれが、「虫歯」と呼ばれるものですね。
それでは、みなさんは、肉眼で黒く見える虫歯というものは、かなり進行した状態であるということは知っていますか?

極めて初期の段階の虫歯は、なかなか肉眼では見る事ができません。

しかし、虫歯治療はできるだけ初期の段階から適切な治療をすることにより、それ以上の進行を防ぐ事ができるので、できるだけ早期に発見することが虫歯治療の鉄則です。

そこで、活躍するのが、
歯科顕微鏡(マイクロスコープ)です。

歯科顕微鏡は、肉眼の約30倍も拡大することができ、患部を正確に観察できます。もちろん、肉眼では発見できない、初期の虫歯もなんなく確認できるのです。こうして発見された初期虫歯は、その状況に応じて、早めに手を打つ事が可能であり、その後の治療の予後に大きく影響を与えます。

口を開けた時に、黒い虫歯が見えない場合も要注意です。
歯科顕微鏡で拡大することで、虫歯予備軍が発見されるからです。

虫歯は進行すれば進行するほど、その後の治療が大変になります。
よって、歯科顕微鏡での早期発見・早期治療が、今後の歯科治療の主流になっていくばずです。

残念ながら、歯科顕微鏡による歯科治療は、一般的にあまり知られていません。
歯科顕微鏡は高価な医療機器であるとともに、その扱いにトレーニングが必要だからです。

当院では、今後、必ず主流になるだろう顕微鏡治療を早くから取り入れ、患者さんにとって最善と思われる歯科治療を行っています。

歯科顕微鏡で出来る事 その1:つめもの・被せもの

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)での治療は、すべての治療に活用できます。

例えば、つめものや被せもの治療。
肉眼や拡大鏡を使ってのつめもの・被せもの治療では、いくらがんばっても歯とかぶせものの間に、わずかな隙間が開いてしまいます。これは歯科医師の技術とか経験ではなく、「見えていない」ことによるデメリットなのです。
しかし、歯科顕微鏡を使う事で、肉眼の30倍まで拡大し、ぴったりとしたつめもの・被せものが可能になります。

一度治療した所が虫歯になってしまい、被せものがとれてしまった。

これは、このわずかな隙間から虫歯菌が入り込み起こる感染症です。
ぴったりとしたつめもの・被せもの治療を行う事は、その後の再治療にも大きく影響するのです。

歯科顕微鏡で出来る事 その2:歯の根っこの治療

根管治療の流れ歯科顕微鏡での治療で、一番その効果を発揮できるのは、歯の根っこの治療です。

歯の表面の虫歯は、肉眼ではよく見えていないと説明しましたが、歯の根っこ(神経)はさらに見えていないのが現実です。
そのため、根管とよばれる、歯の神経の管の数が見落とされたりすることもあります。
実際には4本あった根管が、3本と見落とされてしまうと、見つけられなかった根管が未治療のままになり、そこから感染や炎症が起こる可能性があります。

神経治療をしたはずの歯が、なんとなく調子悪い…と感じる方は、きちんと根っこの治療が出来ていない可能性があります。
それもこれも、肉眼や拡大鏡では、実際の根管の状態がきちんと分からないからです。

歯科顕微鏡を使った神経の治療をすることで、再治療を予防したり、神経を取ってしまった場合でも、出来るだけ長く歯を持たせる事ができる場合があるのです。
非常に、有益な歯科治療なのです。

歯科顕微鏡で出来る事 その3:ラバーダム治療

ラバーダム治療ラバーダム治療という言葉を聞いた事がありますか?

「ラバーダム治療」とは、日本では聞き慣れない治療ですが、海外では標準的な治療です。
むしろ、ラバーダムをしないで歯の根っこの治療を行うと、訴訟問題に発展する場合もあるほど重要な歯科治療です。

ラバーダムとは、歯の根っこの治療をする時に、ゴムのシートをかぶせて、治療中に唾液に含まれる細菌が歯の根っこに侵入しないように行う特別な処置です。
折角きれいに洗浄し、治療している歯の根っこに、細菌を流入させてしまうと、そこから新たな感染が始まります。
それを極力防ぐために行うのが、ラバーダム治療です。

当院では、感染リスクのあると考えられる場合や、再治療が繰り返されている患者さんの歯の根っこの治療の時は、このラバーダム治療をおすすめしております。(治療成果が格段にあがります)

通常の歯科医院では、なかなか行っていないので耳慣れないかもしれませんが、日本においても、これから重要になっていく歯科治療の一つです。

顕微鏡をご希望される方へ

液晶モニターで拡大歯科顕微鏡液晶モニターで拡大歯科顕微鏡下での治療をご希望される方は、必ずお申し出いただければと思います。
こちらからも、「顕微鏡を使いますか?」とお聞きします。
ご要望により、歯科顕微鏡を用いた治療を行います。

かならず、そのメリットや費用などについてもご説明しますのでご安心下さい。

また、歯科顕微鏡で拡大したお口の中の映像は、診療室の大きな液晶モニターで拡大してご覧いただけます。
はっきりとした映像を見ていただく事により、よりご自身の歯の状態が理解できると思います。

当院では、他の歯科医院ではなかなか常設していない歯科顕微鏡を使った治療を行う事で、より患者さんのためになる歯科治療に邁進して行きたいと思っております。